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2019.02.11

平均回数は?値段は?医療脱毛のポイントをチェックしよう!

医療脱毛の回数で気をつけたいポイント

医療脱毛で何度も施術する理由

医療脱毛はレーザーを照射して脱毛を行いますが、一回の施術で脱毛することはできません。毛は常に成長しているわけではなく、成長期、退行期、休止期を繰り返しています。脱毛が何度もかかるのはこの毛の生えかわりのサイクルが関係しています。

医療脱毛ではメラニン色素、つまり皮膚の黒い部分に反応するレーザーを使います。レーザーは毛にあたると熱を発し、その熱によって毛根の組織を破壊するのです。黒いところに太陽の光があたると、他の色のところよりも熱くなりやすいのを経験した人も多いと思いますが、それを想像するとわかりやすいでしょう。

しかし、この方法で破壊できるのは成長期の毛根だけです。成長期の毛はメラニン色素を多く含み、レーザーにより効率よく熱を発生するのです。そのため、レーザー照射時に成長期ではない毛根を処理するには、しばらく期間をあけて成長期になってから再びレーザーを照射する必要があるのです。

どれくらいの期間照射間隔をあけるかは、部位や新しい毛の生え方によって異なります。通常は少なくとも4週間程度は期間をあけて次の照射を行います。また、照射を何度も行うと、新しい毛の生える速さがだんだん遅くなってくるので、それにあわせて間隔を長くした方が効果的です。16週間程度あけて次の照射を行うこともあります。

医療脱毛の方がエステ脱毛より施術回数は少ない

脱毛回数でまず気をつけないといけないのは、医療脱毛とエステサロンで行う脱毛、つまりエステ脱毛は回数がかなり異なるということです。

医療脱毛は医師がクリニックに常駐しているため、常に適切な医療処置を行えます。そのため、エステ脱毛よりも強力なレーザーを使うことが国より許可されています。しかしエステ脱毛はそうではないため、もっと弱いレーザーしか使えません。

より効果的にレーザーを使える医療脱毛は、エステ脱毛に比べると脱毛効果を実感するまでの回数はかなり少なめになります。全く同じ条件で同じ程度の効果を期待するなら、医療脱毛はエステ脱毛の約半分程度に回数が少なくなると思ってよいでしょう。

また、エステ脱毛はあくまで一時的な脱毛や減毛です。毛根の組織を破壊する永久脱毛は医師のいるクリニックでの医療脱毛でしか許可されていないことにも注意が必要です。

医療脱毛の平均的な回数は5回

医療脱毛の脱毛回数はいろいろな条件で変わります。手足の普通の毛は脱毛しやすく、それ以外の太い毛や、背中の産毛などは回数が多くなる傾向があります。産毛はメラニン色素が少ないため、レーザーに反応しにくく、脱毛しようとすると何度も施術しなければならなくなるのです。

また、どの程度まで脱毛するかによっても回数は変わります。普段のお手入れが楽になる程度でやめてしまうより、完全につるつるにしてしまう方がもちろん回数は多くなります。他にデリケートゾーンをケアするVIO脱毛の場合は回数が多くなる傾向があります。

このような理由から、2回程度で脱毛を実感できる人もいれば、10回以上繰り返す人もいて、施術の回数にはかなり個人差があります。ただ、一般的に脱毛を実感できる回数は5回程度が多いようです。そのため、クリニックでも5回前後のコースを中心としているのが普通です。実際に医療脱毛をする場合も、まずは5回を基本として考えておけば良いでしょう。

ただし、もともと毛の薄い部位の脱毛を考えている場合や、少し普段の手入れを楽にしたい程度の脱毛を考えているなら少し減らしたり、産毛まで脱毛してつるつるにしてしまいたい時ならそれ以上に増やしていったり、とクリニックでカウンセリングを受けながら調整すれば良いでしょう。一般的には多くても10回程度で脱毛が完了することが多いようです。

医療脱毛の平均的な値段

医療脱毛の値段は一概にこれくらい、とは言えません。なぜなら脱毛の部位やタイプ、回数などによって大きく変わるからです。一回ごとに値段が決まっているクリニックもあれば、一定数セットになっていることもあります。特定の部位の脱毛より全身脱毛の方が高額になりますし、全身脱毛でも顔やVIO脱毛を行う方が価格は上がります。VIO脱毛のやり方によっても価格が変わることがあります。

ただ、こちらでご紹介したように、脱毛の基本回数は5回です。また人気のある脱毛部位も決まっています。まだ詳しいことは決めていなくて、回数はよくわからないけれども、おおまかな予算は知っておきたい、という方のために5回のコースでの代表的な部位を脱毛した場合、平均的にどれぐらいかかるかをご紹介しましょう。

5回のコースなら、2018年末現在、医療脱毛の平均的な値段は次のようになります。まず、人気のある両わきの脱毛の場合は、面積が少ないこともあって最も安く、およそ一万円前後のクリニックが多いようです。

手足はひじ上、ひじ下、ひざ上、ひざ下に分かれていることが多く、それぞれ5万円~10万円程度のクリニックが一般的です。全身脱毛の場合、VIOと顔の脱毛を含まなければ20万円台、VIOを含む場合は30万円台、顔とVIOを含む場合は40万円程度が平均的です。

どんな脱毛をするのかしっかり考えて比較するとお得になる

クリニックごとのさまざまな値段設定に注意しよう

平均的な医療脱毛の値段はおわかりいただけたかと思いますが、実際にはクリニックによっていろいろな料金設定があり、それをうまく使うともっと安くなったり、逆に高くなったりすることもあります。

まず大きな違いはレーザー照射一回ごとに価格が設定されている場合とセットの場合です。セットの方が一回あたりの値段が安くなっていたとしても、思ったよりも早く脱毛が終わった場合は一回ごとに払う方が安くなる可能性があります。

さらに、クリニックによっては追加照射が無料になる場合もあります。毛の濃い部位や、産毛までしっかり脱毛したい場合は、こういったサービスを利用したほうが結局は割安になる可能性あります。また、複数部位を同時に施術する場合は割引になるクリニックもあります。

他に、現在エステ脱毛をしていて、それに満足できずに医療脱毛へ変更したいと考えている方向けに、乗り換え割引サービスを行っているクリニックもあります。さらに学割や友達を紹介すると割引されるなど、さまざまな料金設定があります。

実際に比較するなら他のサービスもチェック!

いくつかの医療脱毛のクリニックを比較して選ぶときには、値段以外にサービスも重要なポイントです。使っている機器がどんなものかだったり、カウンセリングでの相談のしやすさ、脱毛後のアフターケアがどうなっているかなどもチェックしておきたいところです。

例えば、最新の機器をそろえている所もあれば、さらに体質などに合わせて複数の脱毛機器を備えているクリニックもあります。

リラックスして施術を受けられるように、アロマテラピーやアーユルヴェーダなどを取り入れているクリニックや、万が一トラブルが発生してもアフターケアをしっかり行い、処方薬を含めて全て無料のクリニックなどもあります。

医療脱毛は施術だけで数ヶ月から長ければ一年以上クリニックに通うことになります。さらに永久脱毛ならその後ずっとその結果と向き合っていくことになるのです。値段ばかり見ていると、結局あまりお得ではなかった、ということもありえます。それぞれのクリニックの特徴となるサービスなども考慮して、自分の希望やライフスタイルにあったクリニックを見つけましょう。

無料のカウンセリングをうまく利用しよう

このようにクリニックではそれぞれいろいろなサービスや料金設定を用意しており、うまく利用するとお得に希望通りの脱毛が受けられます。しかし、そのためにはどの部位をどの程度脱毛したいか、しっかりイメージしておく必要があります。さらに自分の毛の質や量なども把握しておけばベストです。

しかし、そうはいっても自分で判断するのはなかなか難しいかもしれません。そんな時にはカウンセリングを行っているクリニックで、詳しい話を聞いてみると良いでしょう。現在、多くのクリニックでカウンセリングは無料になっています。まずは気軽にクリニックに足を運んで、カウンセリングで専門家の意見を聞いたり、クリニックの雰囲気を確かめたりするのがおすすめです。

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